【花粉症・アレルギー治療薬】アレロック（オロパタジン塩酸塩）は市販されている？

花粉症やアレルギー性鼻炎、蕁麻疹で処方されることの多い「アレロック（一般名：オロパタジン塩酸塩）」。

眠気が比較的少ない第2世代の抗ヒスタミン薬として、多くの方に利用されています。

本記事では、アレロックの効果や副作用、市販での購入可否、代用できる市販薬の紹介、購入方法について薬剤師が解説します。

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アレロック（オロパタジン塩酸塩）はどんなお薬？

_{ユウキ薬局のオンライン診療}

アレロックは、有効成分「オロパタジン塩酸塩」を含む抗アレルギー薬です。

第2世代抗ヒスタミン薬に分類され、アレルギー症状の原因物質であるヒスタミンの作用をブロックします。

花粉症やアレルギー性鼻炎、じんましん、湿疹・皮膚炎にともなうかゆみなど、さまざまなアレルギー症状の緩和を目的として医師から処方されます。

なお、「オロパタジン」という名前で処方される薬は、アレロックのジェネリック医薬品にあたります。有効成分・効果は同じですが、価格が安く設定されているため、医療費を抑えたい方に適した選択肢といえます。

アレロック（オロパタジン）の効能効果

• アレルギー性鼻炎（季節性/通年性）
• じんましん
• 湿疹・皮膚炎のかゆみ
• 皮膚そう痒症

アレロック（オロパタジン）の特徴

• 第1世代抗ヒスタミン薬に比べて眠気が出にくい
• 鼻水やくしゃみだけでなく、かゆみなどの皮膚症状にも効果的
• 1日1～2回の服用で持続的な効果

アレロックとオロパタジン塩酸塩の違いは？

アレロックとオロパタジン塩酸塩は、どちらも同じ有効成分（オロパタジン塩酸塩）を含む抗アレルギー薬で、効果に違いはありません。

異なるのは、「先発医薬品（アレロック）」か「ジェネリック医薬品（オロパタジン塩酸塩）」かという製品の種類だけです。

そのため、医療費を抑えたい方は、ジェネリックのオロパタジン塩酸塩が選ばれることが多くなっています。

アレロック（オロパタジン）の服用方法

通常、成人および7歳以上の小児には、1回5mgを朝と就寝前の1日2回服用するのが一般的です。

食事の影響はほとんどないため、食前・食後にかかわらず服用可能です。
※必ず医師の指示に従って使用してください。

アレロック（オロパタジン）の副作用について

一般的な副作用としては、以下のような症状が報告されています。

• 眠気
• 口の乾き
• 倦怠感
• 頭痛
• 胃腸不調（まれ）

アレロック（オロパタジン）の注意事項

以下の方は服用に注意が必要です。

• 腎機能や肝機能に障害がある人
• 高齢者
• 妊娠中・授乳中の方（必ず医師に相談）

アレロック（オロパタジン塩酸塩）は市販で購入できる？

アレロック（オロパタジン）は市販のドラッグストアや通販サイトでは購入できない

アレロック（オロパタジン）は、市販のドラッグストアやAmazonなどのネット通販では購入できません。

アレロック（オロパタジン）は、医師の処方が必要な「医療用医薬品」に分類されます。

そのため、入手するためには医療機関を受診するか、オンライン診療を利用して処方を受ける必要があります。

個人輸入を利用した海外通販は危険

アレロックやオロパタジン塩酸塩を「個人輸入」という形で販売している海外通販サイトが存在します。

一見便利に見えるかもしれませんが、安全性や品質に関する重大なリスクがあるため、おすすめできません。

さらに、個人輸入品による健康被害は、日本の公的な救済制度（医薬品副作用被害救済制度）の対象外となるため、万が一体調を崩しても補償を受けることができません。

そのため、安全かつ確実にアレロック（オロパタジン）を使用するには、医療機関で処方を受けるか、信頼できるオンライン診療サービスを利用するのが最も安心です。

アレロック（オロパタジン塩酸塩）の代用薬は、市販にある？

アレロックと同じ成分（オロパタジン塩酸塩）を含む市販薬は存在しませんが、同じ第2世代抗ヒスタミン薬を有効とする市販薬なら代用として使える場合があります。

市販で購入できるアレルギー治療薬を紹介

以下市販薬は、有効成分がアレロックとは異なるため、全く同じ効果が得られるわけではありません。

また、多くの市販薬は皮膚のかゆみへの効果は限定的で、主に鼻水・くしゃみ・鼻づまりといった症状の緩和を目的としたものになります。

ユウキ薬局のオンライン診療ではオロパタジンの通販購入が可能◎

_{ユウキ薬局のオンライン診療}

ユウキ薬局では、提携クリニックの医師によるオンライン診療を受けた後に、オロパタジン塩酸塩錠（アレロックのジェネリック）を通販で購入することができます。

オロパタジン塩酸塩（アレロックのジェネリック）の価格と購入情報

_{※料金はすべて税込価格
※公的医療保険が適用されない自由診療}

ユウキ薬局のオンライン診療はスマホで診察、お薬が自宅へ届く

ユウキ薬局のオンライン診療は、LINEを利用します。

アプリのインストール不要で、問診・診察・決済を全てLINEでおこなうため、難しい操作など必要ありません。

診察後は、処方されたお薬がご自宅へ届くため、通院が難しい方や、忙しい方もストレスなくご利用いただけます。

ユウキ薬局のオンライン診療の特徴

• 診察料無料（初診・再診ともに）
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アレロック（オロパタジン塩酸塩）に関する「よくある質問」

アレロック（オロパタジン）は服用してどのくらいで効果が出てきますか？

個人差はあるものの、一般的には服用から30分〜1時間ほどと比較的早く、鼻水やくしゃみなどのアレルギー症状がやわらいでくることが多いです。

アレロック（オロパタジン）は眠気が出ますか？

アレロックは第2世代抗ヒスタミン薬のため、比較的眠気は出にくいとされていますが、個人差があり、眠気を感じる方もいます。

くすりのしおり（添付文書）にも、「眠気を催すことがあるので、本剤投与中の患者には自動車の運転等危険を伴う機械の操作には従事させないよう十分注意すること」と記載されています。

車の運転や機械操作をする方は、特に注意が必要です。

アレロック（オロパタジン）は花粉症に効きますか？

はい、アレロックはスギ花粉などによる季節性アレルギー性鼻炎（花粉症）に効果があります。

くしゃみ、鼻水、鼻づまりなどの症状を緩和します。

アレロック（オロパタジン）は咳に効果はありますか？

アレロックは、咳そのものを止める薬ではありませんが、アレルギーが原因で出る咳には効果が期待できる場合があります。

咳が長く続く場合は、医師に相談してください。

アレロック（オロパタジン）にステロイドは入ってますか？

いいえ、アレロックにはステロイド成分は含まれていません。

抗ヒスタミン作用によってアレルギー症状を抑える薬であり、ステロイドによる副作用の心配はありません。

アレロック（オロパタジン）服用中にお酒を飲んでもよいですか？

アルコールとの併用は眠気や集中力低下を強める可能性があるため、できるだけ控えることが推奨されます。

とくに、服用初期や副作用が気になる方は、飲酒を避けた方が安心です。

アレロック（オロパタジン）を飲み忘れた場合はどうすればいいですか？

朝の分を飲み忘れた場合は、気がついた時点（昼頃まで）にすぐ服用してください。

それ以降に気づいた場合は、次回（就寝前）の服用まで待ち、2回分をまとめて飲まないようにしてください。

アレロック（オロパタジン）は長期服用してもよいですか？

医師の指導のもとであれば、長期服用が可能な薬です。

慢性的なアレルギー症状に対して使われることもありますが、定期的に診察を受けて、効果や副作用を確認することが大切です。

まとめ

アレロック（オロパタジン塩酸塩）は、花粉症やアレルギー性鼻炎、皮膚のかゆみなどに効果のある第2世代抗ヒスタミン薬です。

現在は市販薬としては販売されておらず、医師の処方が必要な医療用医薬品に分類されています。

同じ有効成分を含む市販薬はありませんが、ドラッグストアで購入したい場合は、フェキソフェナジンやロラタジンなどの第2世代抗ヒスタミン薬が、代替薬として使われることもあります。

ただし、アレロック（オロパタジン）と同等の効果を求める場合は、市販薬では代用が難しいため、医療機関を受診するか、オンライン診療で処方を受けるのが確実です。

ユウキ薬局のオンライン診療では、アレロックのジェネリック医薬品である「オロパタジン塩酸塩錠」をスマホで診察・自宅受け取りすることができます。

アレルギー症状でお悩みは、医師や薬剤師に相談しながら、自分に合った治療法を見つけていきましょう。

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参考資料

アレロック錠｜くすりのしおり