こんにちは、ユウキ薬局です。
肩こりや腰痛、関節の痛みに使われる「フェルビナクスチック軟膏3%(旧スミルスチック)」。
この薬は、病院で処方される医療用の塗り薬で、市販では手に入らないタイプですが、現在ユウキ薬局のオンライン診療を利用することで、自宅から診察・購入・配送まで完結できるようになりました。
この記事では、フェルビナクスチック軟膏3%の特徴や副作用、市販薬との違い、そして購入方法について詳しく解説します。
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フェルビナクスチック軟膏3%(スミルスチック3%)ってどんな薬?
フェルビナクスチック軟膏3%は、三笠製薬株式会社が製造する非ステロイド性消炎鎮痛剤(NSAIDs)で、ナパゲルン軟膏3%のジェネリック医薬品です。
以前は「スミルスチック3%」という商品名で販売されていましたが、2020年に製品名が「フェルビナクスチック軟膏3%『三笠』」に変更されました。中身や効果は変わっていません。
フェルビナクスチック軟膏3%(スミルスチック3%)の成分と作用
フェルビナクスチック軟膏3%は「フェルビナク」を有効成分とする経皮吸収型の非ステロイド性消炎鎮痛剤(NSAIDs)です。
スティックのりのような形状なので、塗りやすく肩こりなどの痛みや炎症を抑える作用があります。
※非ステロイド性消炎鎮痛剤…痛みや炎症のもとである「プロスタグランジン」を抑えることで鎮痛・抗炎症作用を発揮します。
有効成分 | 添加物 |
---|---|
1g中 フェルビナク30mg | プロピレングリコール、1,3-ブチレングリコール、マクロゴール、オレイルアルコール、ステアリン酸Na、l-メントール、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、スクワラン、イソプロパノール、pH調整剤 |
フェルビナクスチック軟膏3%の効能効果、どんなときに使われる?
一般的にフェルビナクスチック軟膏3%は鎮痛・抗炎症作用を期待して、肩こりや腱鞘炎、腰痛、筋肉痛、関節痛などに対して使用されます。
フェルビナクスチック軟膏3%の添付文書に記載されている効能効果は以下のとおりです。
下記疾患並びに症状の鎮痛・消炎
|
※添付文書…医療用医薬品の基本的な要約情報
フェルビナクスチック軟膏3%の臨床成績
フェルビナクスチック軟膏3%の国内で実施された82例の臨床試験より得られた疾患別の改善率は以下のとおりです。
疾患名 | 中等度改善以上 | 軽度改善以上 |
---|---|---|
変形性膝関節症 | 56.7%(17/30) | 86.7%(26/30) |
肩関節周囲炎 | 58.6%(17/29) | 96.6%(28/29) |
外傷性疾患 | 95.7%(22/23) | 95.7%(22/23) |
フェルビナクスチック軟膏3%の使い方
フェルビナクスチック軟膏3%は、症状に合わせて適量を1日数回、痛みを感じる部位にすり込むように使用します。
使用する際は薬剤を手に取る必要がないので、容器から必要量を出してそのまま使用することができます。
また湿布薬とは違い、日になんども塗り直す必要がありますが、かぶれなどの皮膚炎を起こすことは少ないです。
わかりやすい使い方のイラストを載せておきます。
出典:三笠製薬株式会社
フェルビナクスチック軟膏3%の市販薬は?フェルビナク含有市販薬との違い
現在、フェルビナクスチック軟膏3%と全く同じ商品は市販されていません。
フェルビナクスチック軟膏3%と同じ成分・濃度(フェルビナク3%)を含む市販薬としては、「フェイタスチックEX」などがあります。
フェルビナクを含む市販薬の例:「フェイタスチックEX」
フェルビナク3.0%に加え、ℓ-メントール6.0%を含有した市販薬が「フェイタスチックEX」です。
第2類医薬品に分類されており、Amazonなどの通販サイトやドラッグストアで購入可能です。
- 分類:第2類医薬品
- 含有成分(100g中):フェルビナク3.0g、ℓ-メントール6.0g
- メーカー希望小売価格:1,925円(税込)
メントールの清涼感が特徴で、痛みのある部位に塗布することでスーッとした使用感があります。
医療用フェルビナクスチック3%と市販薬の違いは?
処方薬と市販薬では、成分は似ていても使用対象や使用制限、購入方法に違いがあります。以下の表にまとめました。
市販薬は自己判断で使用できる分、安全性の観点から対象年齢や使用回数に制限があります。一方、医療用は医師の指導のもと使用できるため、より柔軟かつ効果的な使い方が可能です。
比較項目 | フェルビナクスチック軟膏3%(処方) | フェイタスチックEX(市販) |
有効成分 | フェルビナク3% | フェルビナク3%+ℓ-メントール6% |
使用対象 | 医師の診察に基づいて使用 | 妊婦・15歳未満は使用不可 |
塗布回数 | 症状に応じて複数回塗布可能 | 1日2~4回まで |
購入方法 | 医師の診察・処方が必要 | 通販サイト・薬局などで購入可能 |
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スマホで診察、薬は自宅に届く
ユウキ薬局では、2025年5月より処方箋なし通販・オンライン診療サービスを開始しました。
スマートフォンから提携医療機関の診療を受けることで、フェルビナクスチック軟膏3%を含む処方薬をご自宅に直接お届けできます。
通院が難しい方や、以前使用して効果を実感した方には、特におすすめの購入方法です。
ユウキ薬局オンライン診療の特徴
- 診察料は無料(初診・再診ともに)
- 費用:お薬代 + 年会費500円(無料キャンペーン実施中) + 配送料550円
- お支払い後、最短で当日発送に対応
- 定期購入の必要なし。1回からの利用OK
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フェルビナクスチック軟膏3%の副作用
フェルビナクスチック軟膏3%は副作用発生頻度が明確となる調査を実施していませんが、以下の副作用が報告されています。
- そう痒
- 皮膚炎
- 発赤
- 接触皮膚炎
- 刺激感
- 水疱
フェルビナクスチック軟膏3%の使用上の注意
妊娠中や授乳中の使用
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、使用経験が少なく、安全性は確立されていないので、自己判断で使用してはいけません。
授乳中に関しての注意書きは添付文書に記載されていませんが、医師、薬剤師に相談のうえ使用するようにしてください。
小さな子どもへの使用
フェルビナクスチック軟膏3%は新生児、乳幼児、小児などに対する使用経験が少なく、安全性は確立されていないので、自己判断で使用してはいけません。
フェルビナクスチック軟膏3%を使用できない人【禁忌】
以下に該当する方はフェルビナクスチック軟膏3%を使用できません。
- フェルビナクスチック軟膏3%の成分に対し過敏症を起こしたことのある方
- アスピリン喘息(非ステロイド性消炎鎮痛剤等による喘息発作の誘発)を起こしたことのある方
最後に
フェルビナクスチック軟膏3%は、医療用として高い効果が期待される消炎鎮痛剤です。
現在は市販薬と全く同じものは販売されていませんが、オンライン診療を通じて簡単に購入できるようになっています。
痛みや腫れが長引く場合は、放置せずに医師の診察を受けましょう。
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参考資料