まつげを長く、太くするために使用されるビマトプロスト点眼液。
「どこに売ってるの?」「市販や通販で購入できるの?」と気になっている方へ、本記事ではビマトプロスト点眼液の購入方法や、効能・効果、副作用について、薬剤師監修のもとで詳しく解説します。
ビマトプロスト点眼液の基本情報
出典:ユウキ薬局
項目 | 詳細 |
製品名 | ビマトプロスト点眼液 |
主成分 | ビマトプロスト(Bimatoprost) |
剤形 | 点眼液(0.03%など) |
効能・効果 | 緑内障・高眼圧症の眼圧降下、まつ毛貧毛症 |
販売会社 | 各製薬メーカー(ジェネリック含む) |
先発・ジェネリック | ジェネリック医薬品(先発医薬品:ルミガン点眼液) |
分類 | 医療用医薬品(要指示薬) |
保存方法 | 室温保存(直射日光・高温多湿を避ける) |
※この記事は医療用医薬品の正しい使用を促す目的で執筆しています。使用上の注意や副作用については、必ず医師・薬剤師にご相談ください。
ビマトプロスト点眼液ってどんなお薬?
ビマトプロスト点眼液は、緑内障や高眼圧症の治療に使われているお薬です。
本来は眼圧を下げる目的で処方されますが、副作用としてまつ毛が伸びる・太くなる効果が確認されたことから、現在ではその作用をまつ毛ケアに応用する使い方も広まっています。
ビマトプロスト点眼液のまつげに対する効能・効果
ビマトプロスト点眼液は、毛包に直接作用してまつ毛の成長期を延長し、長さ・太さ・濃さを向上させます。
具体的には、毛の成長を促すと同時に休止期への移行を遅らせることで、まつ毛が抜け落ちるまでの期間を長くし、結果としてボリュームのあるまつ毛に育てます。
使用開始から約8週間で変化を感じ始める方が多く、16週間前後で最大の効果を実感しやすいと報告されています。
ただし、使用をやめると徐々に元の状態に戻っていくため、効果を持続させるには医師の指導のもと継続使用が必要です。
また、まつ毛周囲の皮膚の色素沈着やかゆみなどの副作用が出る場合があるため、塗布量や頻度は守ることが大切です。
ビマトプロストとルミガン・グラッシュビスタは同成分
ビマトプロスト点眼液は、ルミガンやグラッシュビスタと同じ有効成分「ビマトプロスト」を含む医薬品です。
- ルミガン:アラガン社が製造する緑内障・高眼圧症治療薬
- グラッシュビスタ:まつ毛貧毛症の改善を目的に承認された、国内唯一の医療用医薬品
いずれも効果や安全性は同等で、違いは主に適応症・製造元・価格にあります。
ジェネリックのビマトプロスト点眼液も同等成分のため、まつ毛治療や眼科治療の両方で使われています。
ビマトプロスト点眼液の使用方法
ビマトプロスト点眼液をまつ毛ケアとして使用する際は、就寝前に「上まつ毛」の生え際に塗布します。
※目や下まつ毛には使用しないでください。
STEP1:夜のスキンケア後に準備
メイクをしっかり落とし、洗顔で顔を清潔に整えてから使用します。
コンタクトレンズは必ず外し、再装着は塗布から15分以上経過してからにしましょう。
STEP2:薬剤の準備
専用ブラシを水平に持ち、毛先部分に薬液を1~2滴垂らして染み込ませます。
容器の先端がブラシや手に直接触れないよう注意してください。
※使用量が多いと希望部位以外の多毛や黒ずみの原因になることがあります。
STEP3:上まつ毛の生え際に塗布
ブラシを使い、目頭から目尻に向かって、片方の上まつ毛の根元に沿ってやさしく塗ります。
薬液が目の中や下まぶたにつかないよう注意しましょう。下まつげには、瞬きを自然とすることで付着します。
塗布は1日1回にとどめ、使用量を増やしても効果は高まりません。
万が一、塗布部位以外に液がついてしまった場合は、すぐにコットンやティッシュで拭き取るか、水で洗い流してください。
STEP4:もう片方の目も同様に
片方が終わったら、同じ手順で反対側の上まつ毛にも塗布します。
皮ふに付着した余分な薬液は拭き取り、使用したブラシは毎回破棄してください。
このように手順を守ることで、効果を最大限に引き出しつつ、副作用のリスクを抑えることができます。
副作用について
比較的安全性の高い薬ですが、以下の副作用が報告されています。
- 結膜充血
- まぶたや虹彩の色素沈着
- 眼のかゆみ・刺激感
- まつ毛の過剰成長
- 周囲皮膚の色素沈着
美容目的で使用する場合も、皮膚の色変化や眼圧低下などに注意が必要です。
また、ビマトプロスト点眼液は、日本でまつ毛貧毛症の適応が承認されていません。
そのため、まつ毛目的で使用して副作用が起きた場合は、医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。
ビマトプロスト点眼液は市販で買えるの?
ビマトプロスト点眼液は、医療用医薬品になるため、市販のドラッグストアや、ネット通販(Amazon・楽天など)では購入できません。
また、処方箋なしで一部の病院薬が買える零売薬局でも、ビマトプロスト点眼液の販売は不可となっています。
そのため、安全で確実に購入できるのは、病院またはオンライン診療を通じた処方ルートのみとなります。
市販のまつげ美容液とビマトプロスト(医薬品)の違いはなに?
市販のまつげ美容液とビマトプロスト点眼液(医薬品)の大きな違いは、有効成分と購入方法の2つです。
市販のまつげ美容液は、ヒアルロン酸や植物エキスなどで毛を保湿・保護し、抜けにくくするケアが中心です。効果はマイルドで副作用の心配はほとんどありません。
一方、ビマトプロスト点眼液は毛包に作用して成長期を延長し、まつ毛を長く・太く・濃く育てる医薬品です。効果は高いものの、色素沈着や充血といった副作用のリスクがあるため、必ず医師の処方が必要です。
個人輸入や海外通販での購入は危険
個人輸入サイトなどで、ビマトプロスト点眼液が販売されていますが、偽造品や品質不良のリスク、通関トラブルなど安全性に問題があるため、個人輸入はおすすめできません。
安全性を考えると、正規の医療機関経由での入手が必須です。
ビマトプロスト点眼液を購入する方法は2つ!
購入方法①:病院で処方してもらう
美容皮膚科や眼科を受診して、処方箋を発行してもらいます。
その場で薬を受け取れるのがメリットですが、定期的な通院が必要で、薬代とは別に診察料もかかるため費用はやや高くなりがちです。
購入方法②:オンライン診療で処方してもらう
スマホやパソコンで医師の診察を受け、処方されたお薬が自宅に配送されます。
来院が不要でお薬が自宅へ発送されるという手軽さが最大のメリットです。
オンライン診療後、翌日~3日程度で薬を受けとることができ、診察料はかからず、薬代のみの料金で処方が受けられるクリニックも多いです。
ユウキ薬局でビマトプロスト点眼液の購入が可能!
ビマトプロスト点眼液の価格と購入情報
ビマトプロスト点眼液の料金 |
4,400円/1本(約1ヶ月分) 13,200円/3本 26,400円/6本 1本あたり専用ブラシ30本付 |
診療時間 | 9:00~23:00 |
診察料(初診料・再診料) | 診察料:無料 年会費:500円 |
薬の配送料 | 550円/回 ※1万円以上の購入で送料無料 |
こんな人におすすめ | 単月購入したい人 LINEで手続きを完結させたい人 |
詳細 | ビマトプロスト点眼液0.03%の商品ページ |
※料金はすべて税込価格
※公的医療保険が適用されない自由診療
スマホで完結!全国配送対応
ユウキ薬局では、オンライン診療サービスよるビマトプロスト点眼液の郵送販売を開始しました。
スマートフォンからLINEで提携医師の診療を受けた後、処方薬のビマトプロスト点眼液をご自宅までお届けします。
診察後、そのまま決済・発送まで進められるので、通院不要ですぐに注文可能できます。
忙しい方や繰り返し利用したい方にも、手軽で便利なサービスです。
ユウキ薬局オンライン診療の特徴
- 診察料:無料(初診・再診とも)
- お薬代+年会費500円+配送料550円
- お支払い後、最短で当日発送
- 定期購入の必要なし。1回から気軽に注文可能
\スマホから簡単に診療予約/
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ビマトプロスト点眼液に関するよくある質問
ビマトプロストとルミガンの違いは?
ビマトプロスト点眼液、ルミガン、グラッシュビスタはいずれも同じ有効成分(ビマトプロスト)を含みます。
- ルミガンは、アラガン社が製造している点眼薬で、主に緑内障や高眼圧症の治療薬として使用されます。
- グラッシュビスタは日本国内で承認されているまつ毛貧毛症治療薬で、医師の処方により美容目的で使用できる唯一の製品です。
- ビマトプロスト点眼液(ジェネリック)は同成分を含む後発医薬品で、費用を抑えられるのがメリットです。
まつ毛目的の場合は、グラッシュビスタやジェネリックのビマトプロスト点眼液が選択肢になることが多いです。
効果はいつから出ますか?
ビマトプロスト点眼液を使用を始めてから約8週間前後でまつ毛の長さや濃さに変化を感じる方が多く、16週間(約4か月)で最大効果が得られるとされています。
ただし、効果には個人差があり、また使用をやめると数か月かけて元に戻っていきます。
効果を持続させたい場合は、医師の指導のもとで継続することが大切です。
マスカラを使用しても大丈夫ですか?
はい、塗布した後に十分に乾いてからであれば使用可能です。
乾く前にマスカラを塗ると薬剤が広がり、色素沈着の原因になる場合があります。メイクを落とす際も、目元を強くこすらないよう注意してください。
ビマトプロストは眉毛に使用してもよいですか?
医師の判断で眉毛に使用されるケースもあります。
効果は期待できますが、色素沈着や皮膚のかぶれなどのリスクもあるため、自己判断ではなく必ず医師に相談してください。
まとめ
ビマトプロスト点眼液は市販では購入できず、必ず医師の処方が必要な医薬品です。
本来、ビマトプロスト点眼液は、緑内障や高眼圧症の治療薬ですが、副作用として発見された「まつ毛を長く・太く・濃くする効果」から、現在ではまつ毛貧毛症の治療薬としても広く利用されています。
購入方法は「病院で処方してもらう」か「オンライン診療を利用する」の2つで、手軽さを重視するなら、オンライン診療がおすすめです。