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低用量ピルは月いくらかかるの?種類ごとの値段相場を簡単チェック

低用量ピルを服用しようと思ったときに、まず気になることは1ヶ月にかかる費用ではないでしょうか?

今回は、ピルの値段や種類など基礎知識をお話していこうと思います。

※本記事で紹介しているクリニックはPRを含みます。
※CLINIC FORの情報提供元:CLINIC FOR

低用量ピルが月いくらか知りたい

保険適用外の場合、月2,500~3,000円

保険適用の場合、月1,600円ほどになります。

そもそもピルってなに?

ピル オンライン診療

ピルは、女性ホルモンのエストロゲンプロゲステロンを含む薬です。

主なピルの種類は、

  • 低用量ピル(通称:ピル)
  • アフターピル
  • 中用量ピル
  • 超低用量ピル
  • ミニピル

があります。

ここでは主に、低用量ピルとアフターピルについて詳しく解説していきます。

中用量ピル、超低用量ピル、ミニピルは、取扱っているクリニックも少なく、服用している方は少ないです。

>>>【ピルの種類】世代や相性の違いや保険適応について解説します!

低用量ピルとは?

低用量ピルとは、避妊目的や肌荒れ改善、PMSを軽減するのに処方されるピルになります。

一般的にピルと呼ばれているものは、低用量ピルである低用量経口避妊薬のことを指します。

低用量ピルは、排卵を抑制しきちんと服用すると99.7%の避妊効果が得られると言われています。

また、生理痛の緩和や生理周期を整えることができるのも低用量ピルの特徴です。

ピルを服用することで子宮内膜がんを発症する可能性も低くなることがわかっています。

アフターピルとは?

アフターピルは、緊急避妊薬と言われていて、妊娠の可能性がある性行為をしてしまった場合に服用するピルです。

性行為後、72時間以内に服用することで約97%の確立で妊娠を防ぐことができます。

またお薬によっては、120時間以内の服用で約85%の妊娠を防ぐことができるアフターピルもあります。

低用量ピルは保険適用でもらえるの?

ピルが保険適用になる場合は、以下のような病気であると診断された方です。

<ピルが保険適用になる症状の方>

  • 月経困難症
  • 子宮内膜症
  • 過多月経
  • 重度の月経前症候群(PMS)

医療機関にで診察を受けた結果、医師が治療が必要と判断した場合、保険の適用が認められます。

<ピルが保険適用外になる方>

  • 避妊目的
  • PMS
  • 肌荒れ改善

避妊や肌荒れ改善目的の方は、治療目的でないためピルを保険適用でもらうのは難しいです。

しかし、保険適用外(自費)であっても月2,500円~3,000円でピルの服用が可能です。

低用量ピルの価格と種類を知っておこう

ここからは、ピルの種類と1シート自費の値段相場をお伝えしていきます。

低用量ピルは、黄体ホルモンの違いで4つの世代に分けられます。

たくさん種類があって何を選べばよいのかわからない、、、。という方も多いと思います。

最後は、医師と相談しながらご自身に合うピルを選ぶことになると思います。

まずは、基礎知識としてピルの種類をみていきましょう。

第一世代(ノルエチステロン)

第一世代とは、日本で最初に製造承認されたピルで黄体ホルモン「ノルエチステロン」が配合されています。

生理中の出血量を減らして、生理痛を緩和する効果に優れていますが、不正出血の頻度が高い傾向があります。

種類 1シート価格 期待できる効果
シンフェーズ 2,500円~

避妊

肌荒れ改善

月経困難症の改善

ルナベルLD 2,500円~
フリウェルLD(ジェネリック) 1,600円~

第二世代(レボノルゲストル)

第二世代は、黄体ホルモン「レボノルゲストル」が配合されています。

第一世代で不正出血の頻度が高かったため開発されたピルになります。

子宮内膜を安定させるので、他の低用量ピルに比べて不正出血の頻度が低く、生理周期が安定しやすいという特徴があります。

一方で、他の低用量ピルに比べてアンドロゲン(男性ホルモン)作用が強く、一時的にニキビなどの肌荒れがおきやすい傾向にあります。

種類 1シート価格 期待できる効果
トリキュラー 2,500円~3,000円

避妊

月経困難症の改善

ラベルフィーユ(ジェネリック) 2,500円~
ジェミーナ 2,500円~

第三世代(デソゲストレル)

第三世代は、黄体ホルモン「デソゲストル」が配合されています。

デソゲストトルは、男性ホルモンを抑えるはたらきがあります。

他の低用量ピルに比べ一時的な肌荒れを起こすことが少なく、大人ニキビや多毛症の改善効果が期待できます。

種類 1シート価格 期待できる効果
マーベロン 2,500円~

ニキビの改善

多毛症の改善

ファボワーズ(ジェネリック) 2,000円~

第四世代(ドロスピレノン)

第四世代は、黄体ホルモン「ドロスピレノン」が配合されています。

第四世代は超低用量ピルと呼ばれていて副作用が出にくいと言われています。

低用量ピルの中で唯一、抗ミネラルコルチコイド作用をもつため、ピルの服用によるむくみが出にくいという特徴があります。

避妊目的ではなく、月経困難症や子宮内膜症の治療に使われるピルになります。

種類 1シート価格 期待できる効果
ヤーズ 2,500円~

月経困難症や子宮内膜症の治療

生理痛の改善

ヤーズフレックス 2,500円~

ピルの副作用について

ピル服用後数日間は、吐き気、めまい、頭痛、むくみ、乳房痛、少量の不正出血などの症状が起こることがあります。

身体がピルに慣れるまでの一時的なもので、長くても2か月~3か月で症状は治まります。

副作用が長引く場合は、医師の診察を受けてください。

また、ピルは血栓症のリスクを高める副作用もあります。

静脈血栓症の既往歴のある方や、35歳以上で1日15本以上喫煙される方、乳がん・子宮体癌の疑いのある方、原因不明の出血がある方はピルの服用ができません。

少しでも心配な症状がある方は、診察時に相談するようにしましょう。

避妊を目的に選ぶならマーベロン、トリキュラーがおすすめ

オンライン診療 診察 カウンセリング

避妊目的でピルをお考えの方は、マーベロンとトリキュラーがおすすめです。

おすすめ理由としては、第一世代のピルに比べると不正出血などの副作用も少なく、無理なく続けやすい価格だからです。

また、マーベロンはPMSの軽減や肌荒れ改善の効果も期待できます。

毎日続けるお薬だからこそ、安心して飲み続けられる副作用の少ないものを選びたいですよね。

クリニックによって取扱いのあるピルの種類は様々ですが、マーベロンとトリキュラーはほとんどのクリニックで取り扱いがあるピルになります。

低用量ピルはオンライン診療がおすすめ

ピルはオンライン診療で処方してもらえるお薬です。

オンライン診療なら自宅で医師の診察を受け、自宅でピルを受け取ることが可能です。

クリニック エニピル
エニピル_ロゴ
クリニックフォア
クリニックフォア
マイピル
マイピルのロゴ
低用量ピルの料金 2,563円/月 2,783円/月~ 2,959円/月
診察料 2,200円 1,650円 初診:1,650円(2シート以上処方で無料)
薬の配送料 550円 550円 550円(3・6シート配送なら無料)
おすすめ
ポイント

最短翌日到着

豊富な診療実績

産婦人科医の診察
詳細 公式サイト 公式サイト 公式サイト

※料金はすべて税込価格

最短翌日ポストにお届け「エニピル」

エニピル オンライン診療

出典:エニピル

低用量ピルの価格(税込)

マーベロン、トリキュラー、ファボワール、ラベルフィーユ、シンフェーズ:初月2,563円
※2回目以降3,278円になります
フリウェルULD:4,180円/月
ドロエチ配合錠:4,510円/月
ヤーズフレックス:9,900円/月

その他費用 診察料:2,200円
薬の配送料:550円/回
診療時間 24時間診療
こんな人におすすめ 自分に合うピルを見つけたい人
中々時間が取れない人
公式サイト 詳細はこちら

エニピルはピルの種類が豊富

エニピルは、ピルの種類が豊富です。

低用量ピルだけでも、8種類取扱いがあります。

初めてピルを服用する方、自分に合うピルがわからないという方も、医師と相談しながらご自身にあったピルを処方してもらえます。

エニピルはオンライン診療時間が24時間

エニピルは、医師が24時間診療対応しています。

診察からお薬処方までを全てオンラインでおこなうことができます。

問診表に回答すると、30分以内にオンライン診察ができます。

もちろん、診察の事前予約も可能です。

エニピルは最短翌日ポスト投函

診察、処方、決済完了後に、最短当日発送され、翌日にポスト投函されます。

プライバシー厳守のため、中身のみえないパッケージでお届けします。

お薬は東京都から発送されるため、地域によっては翌々日のお届けになります。

公式ページから予約状況を確認することができます。

公式サイトを確認

豊富な診療実績「クリニックフォア」

クリニックフォアピル

出典:クリニックフォア

低用量ピルの価格(税込)/月
マーベロン:2,783~3,278円
トリキュラー:2,783~3,278円
ラベルフィーユ:2,783~3,278円
アンジュ:2,783~3,278円
ファボワール:2,783~3,278円
ルナベルULD:9,350~11,000円
フリウェルULD:6,077~7,150円
ヤーズフレックス:10,285~12,100円
その他費用 診察料:1,650円
薬の配送料:550円/回
診療時間 平日:9:00~21:00
土日祝:9:00~18:00
こんな人におすすめ 診療実績を重視する人
薬が無くなる前に届けてほしい人
公式サイト 詳細はこちら

定期便なら通常価格から15%OFFの2,783

クリニックフォアグループは診療実績100万件以上

クリニックフォアは、100万件以上の診療実績のあるクリニックです。※2020年4月~2022年8月のオンライン診療実績(お薬の発送実績を含む)

初診からオンライン診療が可能で、2回目以降は前回の診察から1年以内で同じ薬を希望する場合は、診察料はかからず簡単な問診への記入と決済だけでスムーズに低用量ピルが受け取れます。

定期配送は通常価格から15%OFF

クリニックフォアの定期配送では、医師が処方したお薬を定期的に自宅で受けとることが可能です。

処方されたお薬が無くなる前にお薬が届くので、受診忘れでお薬がなくなる心配がありません。

もちろん、お薬が合わなかった場合や休薬したい場合には翌月分から配送をストップすることも可能です。※マイページより定期配送の停止が簡単に行えます。

公式サイトを確認

050clinicfor

アフターフォローも充実「マイピル」

マイピル オンラインピル処方

出典:マイピル 

低用量ピルの価格(税込)/月 ラベルフィーユ:2,959円
トリキュラー:2,959円
ファボワール:2,959円
マーベロン:2,959円
アンジュ:2,959円
シンフェーズT28:2,959円
その他費用 初診料:1,650円(2シート以上処方で無料)
再診料:無料
薬の配送料:550円(3・6シート配送なら無料)
診療時間 8:00~20:00
こんな人におすすめ はじめてオンライン診療を利用する人
学生の方
公式サイト 詳細はこちら

スキマ時間に医師の診療が受けられるオンライン診療サービス

マイピルは、スキマ時間に医師の診療が受けられるオンライン診療サービスです。

ピルに特化したオンライン診療を提供しており、マイピルでは必ず提携クリニックの産婦人科医師が診療と処方を担当しています。

産婦人科医師が応対するため、ピル以外のことも安心して相談することができます。

定期便でお得なランクアップ制度

マイピルでは、定期便でお得なランクアップ制度を実施しています。

最大で毎月のピル代が20%OFFになるので、低用量ピルの服用を続けることを検討している方にはおすすめの制度です。

ランクアップ制度についての詳細は、公式サイトよりご確認いただけます。

公式サイトを確認

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この記事を書いた人
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薬剤師 森 佑貴

ユウキ薬局代表。保険薬局で薬剤師として5年間勤務した後、零売専門薬局「ユウキ薬局」を開業。現場で薬剤師として勤務する傍ら、「一般の方向け」に「わかりやすく」お薬の情報を届けられるように記事を執筆しています。

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